電気絶縁針脱毛とトラブル

毛根一つひとつに針を刺すタイプの脱毛である「電気針による脱毛」では、どうしてもその脱毛処理の方法ゆえにトラブルが起きやすいのが現状です。

電流を流した時の火傷、針を刺した時の内出血。

他にも腫れ、炎症、色素沈着、かゆみなどが起こる可能性があります。

医療機関での電気針脱毛の薦め

このようなトラブルが起きやすい電気針脱毛なので、エステサロンよりは、医療的な処置をしてもらうことができる医療機関で脱毛をした方が良いでしょう。

傷が化膿すると炎症が起こり、その炎症の痕が黒く色素沈着を起こす場合もあります。

このようにならないためにも、傷ができた時には化膿しないように、抗生物質が入った軟膏をきちんと処方してもらうなど、迅速な対応が後々のトラブルを引き起こさない対処法になります。

電気針脱毛が特に薦められない方

身体に電流を流す電気針脱毛では特に以下の方にはお薦めできません。

・妊娠をしている方
・風邪等で熱がある方

痛さを伴う脱毛であるため、このような方は脱毛処理をしない方が良いでしょう。

内出血や腫れなどは、脱毛処理をする人の技術力によって大きく左右されます。

・過去に数多くの脱毛処理をしてきた人なのか。
・トラブルが多く発生している医療機関やエステサロンではないか。

脱毛処理に慣れていない人が行なった場合、毛根でない箇所に針を刺してしまい、腫れなどの原因になることもあるようです。

インターネット等で、脱毛をしてもらう医療機関などの情報収集をして、安心してから永久脱毛を行ないたいものですね。

広範囲にはむかない電気針永久脱毛

医療レーザーの照射は、まとめて毛根の脱毛をすることが可能であるのに対し、電気絶縁針による脱毛は、広範囲にわたる脱毛にはあまり適していません。

広範囲にはむかない電気絶縁針永久脱毛

広範囲の毛根の一本一本に針を刺すため、脱毛するための本数が多くなり、時間が多くかかることになります。その長い時間、痛さに耐えるのはなかなか大変でしょう。

そのため、肘下や膝下の広範囲の脱毛を行ないたい時には、医療レーザーによる脱毛を複数回受ける方が身体への負担が少ないでしょう。

一方、ワキやビキニラインなどの狭い場所で、一度に完璧な脱毛をしたいという人は、電気絶縁針による脱毛を考えてみても良いのではないでしょうか。

本サイトで、電気絶縁針による脱毛と医療レーザーによる脱毛に関するメリットとデメリットをさまざまな視点から説明していますので、十分に考慮して、スベスベ肌を目指してくださいね。

電気絶縁針永久脱毛の痛さ

毛の成長サイクルや肌の状態にあまり関係なく永久脱毛をすることができるのが魅力である「電気絶縁針による永久脱毛」ですが良い点ばかりではありません。

この「電気絶縁針永久脱毛のデメリット」のコーナーでは、主なデメリットについて説明することにします。

電気針永久脱毛と痛さ

1本1本の毛根に針を刺す電気針脱毛なので、当然痛みがあります。

レーザーによる脱毛でも多少の痛みがありますが、それ以上に痛さを感じるのが、電気絶縁針による永久脱毛です。

1本1本の毛根の脱毛処理をするということは、医療レーザーよりも時間がかかることを意味しています。そのため、それだけ長い時間、痛さに耐えなければなりません。

この痛さは、針を刺す時の痛さ以上に、電流を流す時の痛さの方が強いようです。医療機関であれば、麻酔をして脱毛処理をしてくれるところもありますが、エステサロンでは麻酔をすることができませんので、かなりの痛さが伴います。

電気針永久脱毛時の麻酔

医療機関で脱毛を行なう時の麻酔についてですが、脱毛をする場所によって麻酔の方法が異なります。

ビキニラインや脇であれば局部麻酔。

膝下などのように広範囲にわたって脱毛をするのであれば、塗るタイプの麻酔を使います。

腫れと痛みを和らげるために、脱毛の前後に肌を冷やす場合もあります。

・電気絶縁針による脱毛の費用

これだけ手間をかける、電気絶縁針永久脱毛なので、レーザー脱毛と比較すると、費用が割高になります。

痛さに強い方だと思う人で、費用が優先順位の上位にあるわけではないという人は、完璧な脱毛を短期間で行なうには、電気絶縁針脱毛を考慮しても良いかもしれません。