レーザー脱毛と休止期の毛

医療レーザーは、黒い色に反応して熱で毛根を焼いて永久脱毛をしますが、その仕組みゆえに、成長が止まっている毛の脱毛をすることがなかなかできません。

肌から出ている毛だけではなく、皮膚の中には、これから出てこようとしている毛があります。これらの毛が成長してきてから永久脱毛の処理をすることになりますので、医療レーザーによる脱毛では、同じ場所で複数回の脱毛処理をしなければなりません。

複数回医療レーザー脱毛をする理由

毛には、3つの成長サイクルがあります。

その成長サイクルは、成長期・退行期・休止期に分類されます。

毛の1本1本が異なる周期で成長していますので、希望している箇所の永久脱毛を行なおうとすると、その時々で成長期になっている毛を、別の機会に脱毛する必要が出てくるのです。

一度休止期に入った毛乳頭は活動しなくなり、3ヶ月から1年間休むことになります。その後、成長期になるために、毛を作る準備をはじめます。

この周期にあわせて脱毛することが、完璧な脱毛に繋がります。

毛の成長期を見定めて、期間をおきながら脱毛処理を行なう。

毛の成長サイクルにあわせて、焦らずにじっくりと徐々に脱毛していきましょう。