脱毛の基礎:毛に成長期があったの?

少し脱毛に関して情報収集をしてみると、一度の脱毛では、完全な永久脱毛にはならないということがわかってくると思います。

これは、毛の成長サイクルと大きな関わりがあります。

この毛の成長サイクルがわかっていると、どの時期(季節)から脱毛を始めれば良いかの決断をしやすくなります。

毛の成長サイクルとは

毛は、「成長期」「退行期」「休止期」に大別されます。1本1本の毛が、異なるサイクルで成長していることが理解できると、脱毛がもっともしやすい成長期の毛根に対して脱毛する理由がわかり、次に成長期に入る毛根を待って、次回の脱毛処理を行なう必要があることが理解できるようになります。

それでは順に、それぞれの成長段階について説明しておきましょう。

・成長期
毛は、毛球の細胞分裂がくり返す起こることで成長していきます。この細胞分裂が行なわれている毛は、成長期に入っていると考えられます。

・退行期
成長期に活発に動いていた細胞が分裂をしなくなった時期のことを退行期といいます。細胞の分裂が止まるということは、毛が伸びないことを意味しています。

・休止期
皆さんも毛が自然と抜けることを日々経験していると思いますが、休止期に入った毛が自然と抜け落ちているのです。毛が一度抜けるとしばらくお休みしてから、改めて細胞分裂を開始する成長期に入ります。

これらの毛の成長サイクルが理解できると、永久脱毛には期間がかかることがわかりやすいと思います。

日ごろ、自分で脱毛処理している人も、脱毛したのにすぐに毛が生えてきたというのは、今まで休止していた毛が成長期に入り、脱毛した同じ箇所からすぐに毛が生えてきたように感じさせるのです。実際は、別の毛穴から出てきた毛なのですが...

毛の成長サイクルにあわせて、焦らずに脱毛していきましょうね。