脱毛の基礎: 毛の構造を知る

「脱毛処理は、もう嫌になってしまう!」

こういう気持ちは、本当に良く分かります。このような気持ちがあるからこそ、このサイトに来てくださったと思いますが、脱毛をするに当たって、毛の構造や役割を十分に理解していると、「この部分をこの方法で脱毛したい」という自分なりの考えがしっかりしてきます。

この考えがしっかりしていると、「希望していた脱毛とは違う」というトラブルになりにくいので、「毛の構造と役目」というカテゴリーで、毛について詳しく説明をしておきますね。

毛の構造について

「毛」と一言でいっても、実はさまざまな組織から出来ています。

主な構造としては、「毛幹」「毛根」「毛球」「毛乳頭」「毛包」「毛孔」が挙げられます。組織の部分名称なので、ちょっと分かりにくいですが、簡単に説明しておきます。

・毛幹
皮膚から出ている毛のことを専門用語で「毛幹」といいます。

・毛根
皮膚から出ている毛幹に対して、皮膚の中の部分を「毛根」といいます。

・毛球
この「毛球」で細胞分裂がくり返されることで、毛が伸びていきます。

・毛乳頭
毛乳頭は、毛根の下に位置し、毛細血管から栄養を吸収し毛の成長を助けています。この「毛乳頭」と次に挙げる「毛包」の組織を壊すことで、永久脱毛することができます。

・毛包
毛包は、専門的には「上部毛包」「中部毛包」「下部毛包」に分類されます。これらの3つの毛包が毛根の全体を覆っています。

・毛孔
いわゆる毛穴のことを示すのが「毛孔」です。ここから汗などの分泌物が出てきます。

いかがですか?

毛の構造を専門用語で書くとちょっと分かりにくいですが、この中の「毛乳頭」の項で書いたように、毛乳頭と毛包の組織が壊れると、今後毛が生えてこなくなります。

これらの組織を壊すことなく、皮膚の表面に出てきた毛を脱毛クリームなどで処理する方法と、これらの組織を壊す処置をすることで永久脱毛する方法に大別されるのが、ムダ毛処理なんですよ。

このようなことが理解できると、脱毛に関して、自分なりの考えが出来てくるのではないでしょうか。

自分なりの考えをしっかりさせるためにも、このサイトがお役に立ちましたらうれしいです。